サッカー

東京平山「後半30分の男」で４強狙う

　東京のＵ－２２（２２歳以下）日本代表ＦＷ平山相太（２２）が「後半３０分の男」で１０年ぶりの天皇杯ベスト４入りをつかむ。２０日、東京・小平市内のグラウンドで専大との練習試合に後半４５分間出場。前線で精力的に動いて左クロスから得点をアシストするなど、２３日の同杯準々決勝広島戦（ＫＫウイング）へ向けて好調ぶりをアピールした。

　試合会場の所在地は、熊本市「平山町」。福岡出身だけに「調子もいいし、九州での試合は任せてください」と気合十分。当日は実家から母恵子さんを招待する。５回戦の鳥栖戦では後半途中出場で決勝弾。原監督も「ソウタ（平山）をとっておいた方が、延長戦も考えると選択肢の幅が広がる」と信頼を寄せた。

　この日も専大戦後に指揮官と話し合い、クラブＷ杯で活躍した浦和ＦＷワシントンのプレーを分析。天皇杯は今季限りで退団する原監督の花道になるだけに、シーズンを通してマンツーマンで居残り練習につき合ってくれた感謝を胸に、ピッチへ立つ。

［2007年12月21日9時8分　紙面から］

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