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ザルツブルク宮本腱断裂で今季絶望

 オーストリア1部ザルツブルクのDF宮本恒靖(30)が14日の練習中に左太もも裏の腱(けん)を断裂する重傷を負い、今季絶望となったことが分かった。15日にザルツブルク市内で腱の修復手術を受けた。関係者によると、クラブ側から「来シーズンの開幕に間に合わせるように治してほしい」と言われているという。

 自身の公式サイトに「ケガをしてしまったことは残念やし、つらいことではあるけど、起こってしまったことは仕方ない」とコメント。悪夢のような現実を受け入れようとする姿勢が、逆に深刻さを物語っていた。昨年12月に、09年6月末まで契約を更新。左サイドバックで起用される機会もあり「どこであれ、自分の力を出し切れたら」と意気込んでいたばかりだった。今後については、術後の経過を見ながら、日本でリハビリするかどうかも含めて検討する。

[2008年1月16日9時42分 紙面から]

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