サッカー

サッカーくじ人気で芝生化事業を再開

　日本スポーツ振興センターは１６日、サッカーくじ収益を原資とするスポーツ界への助成金などを決定する助成審査委員会を開き、来年度はグラウンド芝生化事業への助成を５年ぶりに再開するなど、助成金の減少で停止していた事業の一部を再募集することを決めた。

　同委員会では、サッカーくじによる助成金が本年度の約８０００万円から来年度は約１０億円となる見通しであることが報告された。サッカーくじの助成金は売り上げ不振のため、制度が始まった２００２年度の約５８億円から毎年減少していたが、来年度は初めて前年度を上回る。

　日本のくじ史上最高の１等当せん金６億円を期待できるビッグが人気となり、サッカーくじの昨年４月からことし３月までの売り上げは５２０億円程度、収益は約１１０億円となる見込み。収益の大半を０６年度末で約２６４億円の累積赤字返済に回す。

［2008年1月16日21時35分］

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