あと2試合で去就が決まる福岡リトバルスキー監督(48)に、また1つ難題が降りかかった。FWジョエル・グリフィス(28)がオーストラリア代表に選出され、21日のC大阪戦(長居)を欠場する。グリフィスは、これまで8試合に出場し、チームトップタイの3得点。次節横浜FC戦(18日)には出場するが、翌19日に帰国し、ガーナ代表との親善試合(現地時間23日午後8時、シドニー)に備える。

 チーム練習を再開した14日、グリフィスはトップ下に入り、ゲーム形式の練習をこなした。2時間を超す練習を終え「今日は疲れた。横浜FC戦に出た後、月曜(19日)に帰国すると思う」と話した。リトバルスキー監督は「代表に呼ばれたら仕方ない」と表情を変えなかったが、自身の去就が懸かる最後の1試合で、大事なコマの1つを欠くことになった。【佐藤千晶】