ナイス、ストライカー!

 いや、ストライクだ。大分のシャムスカ監督が、登板が決まったプロ野球交流戦、横浜対ソフトバンク戦(28日・新大分球場)の始球式に向けて23日、秘密特訓!?

 を行う。現在、チーム練習後にキャッチボールを行っているが「マウンドがあるところで練習したい」と直訴。全体練習を終えた後、大分市内のグラウンドを貸し切り予行演習を行うことになった。

 ブラジル生まれのシャムスカ監督にとって野球は未知の世界だ。「サンパウロでやっているぐらいで、もちろんプロもないし…」。始球式登板が決まってから初めて野球のボールを握った。本職のサッカーでは前半戦、リーグトップの11失点と奮闘した守備に対し、エースストライカーのFW高松らを故障で欠くことが多かった攻撃陣は13得点と迫力を欠いた。監督自らホームベースをゴールに見立てた「ストライク」で、ストライカー復調のきっかけをつかむ!?