コンサドーレ札幌は9日、ルーキーFW宮沢裕樹(18)が左足第5中足骨骨折で全治2カ月と診断されたと発表した。宮沢は8日のナビスコ杯柏戦前半8分に負傷し、途中退場していた。開幕前の3月12日にも、鳥栖との練習試合で同じ個所を骨折。このときは約1カ月で全体練習に合流したが、診断からみて、復帰は8月上旬以降となりそうだ。

 宮沢の離脱はここ3試合で得点はわずか1と得点力不足に悩むチームにとっても、痛手となることは間違いない。札幌のFW陣は、ダビが内転筋痛を抱え、石井が内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治1カ月と台所事情は苦しい。すでに強化担当が南米に渡り、外国人FWを物色中だが、日本人を含めて決定力のあるストライカーの獲得が急務となった。