J1清水は14日、サポーターズサンクスデーを開催した。トークショーやパフォーマンスステージで、会場の日の出ドリームパーク(静岡市清水区)に詰めかけた約4800人のサポーターを沸かせた。楽しい時間を過ごすとともに、28日から再開するリーグ戦での巻き返しを誓った。

 リーグ15位からの巻き返しへ、気持ちを切り替えるには最高の1日となった。ステージでは、加入1、2年目の選手がコスプレで爆笑パフォーマンス。オレンジウェーブの衣装を着て黄色い歓声を浴びたFW大前は「楽しかった」とにっこり。FW原も「恥ずかしがったらつまらない」と、芸人の藤崎マーケットのネタからヒット曲「羞恥心」も熱唱。約4800人のサポーターに笑顔を届け、選手も声を上げて笑った。

 ここから本格的にリーグ再開後の逆襲へ備える。28日京都戦までに、東京V、湘南、ホンダFCと練習試合を計3試合予定。MFフェルナンジーニョが京都に移籍したこともあり、そこで新しい布陣や選手を試していく公算だ。長谷川監督も「やる気、気持ちは充実しているし、巻き返したいと思っています」と、再開後にも笑顔を届けることを力強く誓っていた。